浄土真宗の宗祖親鸞が比叡山から六角堂へ100日参籠(ろう)した間、天台座主が振る舞うそばを代わりに食べたと伝わる座像の特別開扉が1日、京都市東山区の法住寺で始まった。 座像は木製で「親鸞聖人そば喰(く)い御像」と呼ばれる。親鸞の自作と伝わり、明治初期に東山区内の別の寺から法住寺に移された。同寺は普段から像を公開しているが、来年の親鸞750回遠忌に合わせて、拝観しやすい位置に厨子(ずし)を移した。 阿弥陀堂での法要では、赤松圭祐住職が厨子の扉を慎重な手つきで開けた。天台宗と浄土真宗の声明が唱えられ、参拝者はそば喰い御像を眺めて親鸞の苦行に思いをはせた。 特別開扉は来年11月30日まで。拝観料500円。 【 2010年09月01日 23時29分 】