まだまだけつがあおいごぼはん
井上雄彦さん「親鸞像」 東本願寺 びょうぶ絵で大作
2011年3月27日

漫画家の井上雄彦さんが描いたびょうぶ絵「親鸞」=26日午後、京都市下京区の東本願寺で

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ポスター収益 被災地に

「スラムダンク」や「バガボンド」で知られる漫画家の井上雄彦さんが、びょうぶ絵「親鸞」を描き二十六日、真宗大谷派本山・東本願寺(京都市下京区)で報道陣に公開した。

親鸞の七百五十回遠忌を記念した事業の一環で、同派が依頼した。作品は六曲一双の大作で、それぞれ高さ約二・一メートル、幅約五・八メートル。右隻に苦悶(くもん)や怒りの表情を浮かべ、泥の川を歩むような民衆とともに生きる姿、左隻にはほっとしたような表情で鳥を見つめる姿が墨で描かれている。

比叡山や茨城、栃木、新潟など親鸞ゆかりの地を巡って構想を練り、東日本大震災前に約十日間かけて描いた。記者会見で「表情に苦悶が張り付いていたとしても、一人一人の存在や表情の奥にあるものは尊いものであってほしいという思いを込めた。どこに目や意識を向けるかで、力の抜けたような、ほっとしたような顔になれるのではないか」と被災地にメッセージを送った。

同派は被災地支援のため、今春にびょうぶ絵のポスターなどを制作し、収益金を寄付する。四月四~十七日まで東本願寺で一般公開し、五月以降も公開を検討する。

 

中日新聞:井上雄彦さん「親鸞像」 東本願寺 びょうぶ絵で大作:北陸写真ニュース:北陸中日新聞から(CHUNICHI Web)